【徹底比較】「PicoCube H300」と「Nebula Capsule II」の性能比較
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モバイルプロジェクターの人気シリーズ

軽量で持ち運びが可能なモバイルプロジェクターですが、色々なモデルが販売されています。

その中でも人気のシリーズがAnker社製のNebulaシリーズとFelicross社製のPicocube”シリーズです。

この2機種が人気の理由は、Android搭載の完全モバイル型であることです。

Android搭載により、WiFi環境さへあればプロジェクター単体でユーチューブやNetflixといった動画配信サービスを利用できます。

Felicross社製のPicocube”シリーズですが、新たにPicoCube H300の発売が開始される模様です。

 

そこで今回はPicoCube H300とAnker社製Nebula Capsule IIを徹底比較した結果をお伝えします。

 

PicoCube H300とNebula Capsule IIの比較


(引用:campfire)

正式な発売日は発表されておりませんが、PicoCube H300はおそらく2019年12月頃から発売が開始される模様です。

早速、PicoCube H300とAnker社製Nebula Capsule IIとの比較していきます。

 

外観(デザイン、重さ)

PicoCube H300
(引用:campfire)
PicoCube H300

Nebula Capsule II
PicoCube H300 Nebula Capsule II
サイズ 136(D)×65(W)×60(H)mm 80(D) x 80(W)×150(H)mm
重量 510g 740g

大きさで比較するとPicoCube H300の方がコンパクトなことが分かります。

ビジネスシーンなどで持ち歩くことが想定される場合、230gも軽いPicoCube H300の方が便利です。

 

性能①(明るさ、解像度など)

PicoCube H300 Nebula Capsule II
連続動作時間 2時間  3 時間
画像解像度 854×480P 1280×720P
明るさ(ANSI 300ANSIルーメン 200ANSIルーメン
投影サイズ 7~200インチ 20~100インチ
コントラスト比 1000:1~3000:1 600:1
台座補正 自動補正(垂直/水平±45度) 自動補正(垂直のみ)
フォーカス 手動 自動

性能としては、それぞれメリット、デメリットがあり一長一短といったところです。

Nebula Capsule IIの方が、内部バッテリーのみでの連続動作時間が1時間多く、解像度も高いです。

一方、PicoCube H300は明るさ(ANSI)やコントラスト比が高いため、最大200インチまで投影できます。

PicoCube H300 投影サイズ
(引用:campfire)

ANSIルーメンと通常のルーメンの違いはこちら

ルーメン(lumen /lm)とは明るさの単位で、数字が大きいほど明るいことを示します。

プロジェクターの場合、画像中央と端では明るさが異なるため一概に表記されたルーメンだけで明るさを判断することが難しい場合があります。

一方、ANSIルーメンとは、米国規格協会(American National Standards Institute )が制定した規格で、スクリーンを縦横3分割、計9つのエリアに分け、それらの明るさの平均数値のため通常のルーメンよりも正確性が増します。

コントラス比とは

明暗の差を表しています。

500:1を例に説明すると、500は白色、1は黒色を意味します。

基準となる黒を1として、どのくらい白を明るく表示できるかという数値です。

 

モバイルプロジェクターは全般的に通常のプロジェクターよりも暗いです。

そのため解像度も重要なポイントですが、明るさが重要となります。

その点ではPicoCube H300の方が優れています。

 

性能② (OS、スピーカー、Bluetooth)


(引用:amazon)

PicoCube H300 Nebula Capsule II
OS Android(7.1.2) Android TV(9.0)
スピーカー 8Ω/5W 8W
Bluetooth 規格 5.0 4.2

OSについては、Nebula Capsule IIの方が新しいものとなっております。

Nebula Capsule IIのOSはAndroid TV(9.0)が搭載されているため、特別な設定をしなくともテレビを見ることができます。

Android TV搭載であっても単体でテレビが見えるわけではないので注意が必要です。

ユーチューブやNetflixといった動画配信サービスについては、どちらも機種も単体で視聴が可能です。

 

Bluetoothの規格についてはPicoCube H300の方が新しいです。

Bluetoothの規格(5.0と4.2)の違い

Bluetooth4.2と比較して5.0は、最大転送速度が2倍です。

また5.0は電波が届く距離が最大で400mと、4.2と比較して距離が伸びています。

 

「PicoCube H300」と「Nebula Capsule II」の性能比較:まとめ

明るさやコンパクト性、投影サイズを重要視するのであれば、PicoCube H300がオススメです。

一方、テレビの代わりとしてプロジェクターを使用したい場合にはNebula Capsule IIが良いです。

PicoCube H300はこれから発売開始予定ですが、Nebula Capsule IIについては販売中ですので直ぐに購入することが出来ます。

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