【実話】電車の中で起こったこと

文章力にもっと磨きを掛けたいmaruoです。

今回は、電車の中で起こったちょっとした奇跡をお伝えいたします。

私が天才だと感じた修学旅行の感想文も是非お読みくださいfa-arrow-circle-down

【実話】電車の中で起こったこと

新宿から八王子に向かうため、駅のホームで電車を待っていました。

たまたま一番前で待っていた私の後方からチャラチャラした二人組のお兄さんの声が聞こえてきました。

ここまで分かり易いチャラ男には逆に潔さを感じます。

どうしても気になって後ろをチラッと見ると、シュッとした如何にも遊んでる感を前面に出した二人組でした。

私は一番前で並んでいるので、後ろから押されたとしても十分座れるだろうと思っていると電車がホームに到着しました。

もはや、「言いたいだけ感」を感じながら、私もドアが開くのを待ちます。

待っている順番としては、チャラ男A・Bは座れるか微妙な感じで、どちらかは立つことになるだろうと思っていました。

いよいよドアが開きます。

【プシュー】

一番前の私もなぜか急いで席に座ります。

その後に入ってくるチャラ男A・Bの動向が気になります。

急ぎながら、決してグーンと前を押さない二人

運よく並んで席に座ることが出来ました。

なんでしょう。いつの間にか二人のチャラ男から目が離せなくなってしまいました。

そうなんです。

私もここで気が付きました。実は7人乗りの座席に8人座っています。

順番はこうです。

【細身・細身・細身・子供・チャラ男・チャラ男・細身・細身】

誰の責任でもなく、8人座れてしまったため、みんな姿勢よく座っています。

もちろんチャラ男の二人も、チラチラと子供を見ながらも、背筋が真っ直ぐです。

あれだけチャラついた【パッとしたらグーン】は、この後一度も出ませんでした。

完

電車の中で起こったこと：あとがき

見た目や言動には騙されてたいけませんね。

なんだかあの【パッとしたらグーン】なチャラ男のことが大好きになってしまいました。