【実体験】ねずみ講に潜入した結果の4つ特徴と3つの学べるもの
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maruo
こんにちは。
ねずみ講に潜入してみた経験を持つ
maruoです。

今回はねずみ講、マルチ商法、ネットワークビジネスと言ったちょっと怪しいと思わず感じてしまうビジネスに潜入してみた結果、その特徴と学べるをお伝えいたします。

「これってもしやねずみ講?」って人間関係で不安を疑問を感じている方、必見です。

ねずみ講、マルチ商法、ネットワークビジネスの違い

本題に入る前に、簡単にねずみ講、マルチ商法、ネットワークビジネスの違いについて解説しておきます。

ねずみ講とは

法律的には無限連鎖講と呼ばれています。

無限連鎖講(むげんれんさこう)とは、金品を払う参加者が無限に増加するという前提において、2人以上の倍率で増加する下位会員から徴収した金品を、上位会員に分配することで、その上位会員が自らが払った金品を上回る配当を受けることを目的とした金品配当組織のことである。(引用元Wikipedia)

図で表すとこんな感じです。

ねずみ講

ねずみ講のポイント
  • 特定の商品を販売することが目的ではない。
  • 上位会員が自らが払った金品を上回る配当を受けることが目的としている。
  • 特定商取引法で禁止である。(違法)
  • 下位会員が儲かることはない。

マルチ商法とは

正式にはMulti-Level Marketing (マルチ・レベル・マーケティング:MLM)と呼ばれ、法律的には、連鎖販売取引に分類されます。

以下のような条件を全て満たす販売取引が連鎖販売取引とされます。

  1. 物品の販売(または役務の提供等)の事業であって
  2. 再販売、受託販売もしくは販売のあっせん(または役務の提供もしくはそのあっせん)をする者を
  3. 特定利益(紹介料や販売マージン、ボーナス等)が得られると誘引し
  4. 特定負担(入会金、商品購入費、研修費等の名目で、何らかの金銭的な負担)を伴う取引(取引条件の変更を含む。)をするもの
マルチ商法のポイント
  • 特定の商品を販売することが目的である。
  • 法律上、違法ではない
    商材の価値が価格と大きくかけ離れているような場合、無限連鎖講と判断されることがある)

maruo
簡単に言うと、
商品の販売目的か、そうでないかの違いですね。

ネットワークビジネスとは

ネットワークビジネスとは、Multi-Level Marketing (マルチ・レベル・マーケティング:MLM)のことを指しており、つまりマルチ商法と同じ意味になります。

ねずみ講との出会い

ある街コンのようなイベントに参加したことがきっかけに、25歳前後の女性との出会いでした。

その女性の特徴
  • 可愛い
  • 気さくでしゃべり上手
  • かなり知的
  • 人脈が広そう

恋愛だけでなく、全般的に多くの人をコミュニケーションして知識を増やしていきたいと当時の私は考えていたので、その女性に興味を抱いていました。

何気ない会話の途中から、ある話をされます。

女性
私、いろんなイベントに参加して沢山の人をコミュニケーションするのが好きなんです。

maruo
それ、わかる!
いろんな人から刺激を貰って自分を成長させるのって大切ですよね!

女性
そうなんです!
他の人の考えを吸収するのって大事ですよね!
だから本を読むことも凄く好きなんです。
「金持ち父さん、貧乏父さん」って読んだことありますか?

maruo
あー聞いたことはありますが、
読んだことはないです。

女性
そうなんですね!
私が今までで一番刺激を受けた本です。
きっとmaruoさんにもいい刺激になりますよ。
シリーズになっていて、金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントって2作目まで読むと、
経済の仕組みがわかるので、まずは一作目から是非読んでみてください。

maruo
へ~、読書も刺激を受けるにはいい方法ですよね!

女性
経済のこともしっかり学習していく方がいいと思ったんです。
今度、私の知り合いが開催している交流会に一緒に行きませんか?
色んな人が参加するのでいい刺激になりますよ!

maruo
面白そうですね。
参加したいです。
本も見て見ますね!

こんな流れで、女性と番号を交換して連絡を取り合うようになりました。

ねずみ講のイベント

その女性の紹介で、後日イベントに参加することになりました。

100名以上の参加者がいる立食のイベントでした。

この時点では、その女性にも、イベントにも不可解な点がなくねずみ講だと気がついていませんでした。

しかし、このイベントで違和感を感じる点が沢山出てきます。

ねずみ講イベントでの4つ違和感
  • 約50名が、それぞれ残り50名を招待して計100名となっている(初参加50名)
  • 50名に関しては、それぞれあだ名で互いを呼び合っている。
  • あだ名は主催者に顔を覚えられると付けてもらえる。
  • 紹介してもらえる自称成功者の具体的な事業内容やマネタイズのことを教えてくれない。

イベントで、既に50名は互いを知っているようイベントは今まで参加したことがありません。

イベントの表向きの趣旨は「異業種交流会」であるにも関わらず、50%は既に知ってる会って交流会としてどうなんでしょうか?

またその50名に関しては、互いの名前を絶対に呼び合いません。

全員あだ名が決まっていて、そのあだ名は主催者が決めてくれるとのことでした。

またイベントでは、成功している人を紹介してくれるのですが、誰一人事業内容や何を収入源としているかなど、マネタイズに関連したことは一切教えてくれません。

私の周りでも自分で事業をしている人が何人かいますが、皆さん自分がしていることを積極的に教えてくれます。

それは、自分の事業の広告にもなるからです。

これらの点で正直怪しすぎます。

この時点でねずみ講、もしくはマルチ商法類の交流会だと気が付きました。

しかし、興味本位と学びがきっとあると感じ、このまま交流を続けていきました。

ねずみ講から学べるもの

この交流を続けて、お金を支払う直前で交流することを辞めましたが、それまでに多くの事を学べたのでお伝えいたします。

「金持ち父さん、貧乏父さん」のお金の知識

ねずみ講をきっかけ読み始めましたが、お金への考え方が大きく変わった一冊です。

この本自体は良書だと思います。

また2冊目の金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントでは、ネットワークビジネスについて深く解説がされています。

そのため、初めからねずみ講の女性は、この2冊目を自己学習してもらい、ネットワークビジネスに対する抵抗を無くして引き込むつもりで話を振っているのだと思います。

ねずみ講に悪用されていることを作者は予見していたのでしょうか。

お金の勉強するにはとてもいい本ですので、ご紹介しておきます

交流を続けていく中で、人生の夢をしっかりと考えることを進められます。

しかも100個書き出すように進められます。

100個書き出すことで、自分の将来のベクトルにその100個の夢が叶うことがないことを気が付かされます。

例えば
  • ハワイに住みたい
  • タイに住みたい

これらの夢を書いたとします。
現在日本で仕事をしている人は、仕事をしている限り、この2つの夢を叶えることが難しいことを改めて気が付かされます。

これを考えさせた上で、ねずみ講サイドは、「この現状を脱却するために私たちと一緒にビジネスしましょう」と勧誘してきます。

冷静に考えれば、場所を選ばずに収益を得る方法はいくらでもあります。

しかし、その手段をイメージできないため、ねずみ講へと引き込まれていってしまうのではないでしょうか。

ただ、やりたいことを100個書き出すこと自体は、自分の今後を考えるいいキッカケになります。

一度本気で100個考えてみてはいかがでしょうか。

初対面の人との会話のコツ

ねずみ講のイベントでは、様々な人が「成功している人を紹介してあげる」と実際に成功者かは別にして紹介をしてくれます。

紹介前に、どの紹介者も共通して同じ質問をしてきます。

「成功者の○○さんに何が聞きたい?」と、事前に質問内容を考えさせるよう誘導してきます。

私は、初対面の人と会話するのに、全く抵抗を感じることはありませんが、

事前に質問を考えて交流することはありませんでした。

初対面の人に対し、事前に質問内容を考えて置くことで誰とでもスムーズに会話することが可能です。

maruo
事前に質問を考えておくことは、
コミュニケーションにおいて、
とても参考になりました。

ねずみ講に潜入した結果:まとめ

怪しいねずみ講やマルチ商法に潜入してみて、自分が加わることはありませんでしたが、学べた部分も沢山ありました。

もしも、「これ、ねずみ講!?」って考えた際は次の点を確認してみて!

ねずみ講・マルチ商法チェックリスト
  • 「金持ち父さん、貧乏父さん」の話をされる
  • やりたいこと100個書き出すよう言われる
  • 交流する人があだ名を使い、本名を教えてくれない
  • 実際の事業内容やマネタイズの方法を教えてくれない

2つ以上当てはまれば、ほぼほぼねずみ講・マルチ商法だと考えていいと思います。

ねずみ講は違法ですし、マルチ商法やネットワークビジネスをするのであれば、ブロクを始めて副収入を得たり、起業する方がずっとスマートなやり方だと感じます。

是非参考にしてください。

フリーランス・副業の始め方についてはこちら

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